男祭り実行委員会ブログ⑦

どうも。初見の方ははじめまして。早稲田大学××学部×年の宮圭陽太と申します。
(宮圭陽太というのは偽名です。本名バレると色々めんどくさい立場なのでどうかお許しください。)

中の人は、2015年の早稲田祭で開催された男祭り2015実行委員会において代表を務めました。(歴代最大のポンコツだったけど)
なので、男祭りには3年ぶりに戻ってきました。今回は、唯一の経験者ということでアドバイザーとして頑張ります。

「一度夢叫びした男が何しに来たんだクソ老害」と思ったそんなあなた。真っ当なご指摘です。
そこで今回は何故もう一度男祭りに戻ってきたいと考えたのか?という理由について話したいと思います。

最大の理由は、就職活動を通じてこの国の若い人達に対してある種の問題意識が湧いてきたからです。
3年前に男祭りをやった時と違い、自分は就職活動を経験しました。そして無事全滅しました。
全滅した理由は簡単です。「自分を商品として企業に売り込む気がさらさらなかった」からです。
就職活動ではよく自分を商品だと考え、企業に買ってもらう(=内定をもらえる)ように売り込むのが大事だといわれます。
自分は自分のやりたいことのみを最優先して生きてきました。そのため、やりたいことしか話せなかったから落ちたんだろうなと思ってます。

ただ、その中で違和感に思ったのは「企業に気に入られるために、全人格を就職活動に合わせて生きている学生」が多くいるという事実です。
(これは決して就職活動に励む学生への否定ではありません。)
企業や周囲に気に入られるために面接のマニュアルを完璧に勉強する、顔を整形する、ビジネス書を読んで価値観を企業に合わせる・・・。
だけど、自分が本当に心からやりたいと思ったことなんてなにもない。企業に受かるためなら自分という人間性を捨てる・・・。そんな学生が年々増えているように感じます。

その背景には競争社会と拝金主義の激化がある、と私は考えています。
バブル崩壊以降、1億総中流は崩れ「99%の負け組と1%の勝ち組」に二分されるようになりました。
そのため、若い人たちは「負け組になりたくない」恐怖から大企業・高給取りといった「勝ち組」になるべく就職活動を最重要に思っています。
現代では、研究やガリ勉よりメリットや効率性重視の人がエリートで頭が良いとされています。
そして、大学においてもその価値観が浸透しつつあります。その中で学生の価値観は効率とメリットに変化しました。

しかし、私はそのような世の中で中で失われつつある概念があると思います。それが「夢」という概念です。
私は夢とは「効率性やメリット、周囲の声に関係なく、自分が心から達成したいと思える理想」だと考えています。
人生すべてをお金や効率性のみでは換算できません。人生の中にはお金や効率的に悪いものでも価値あるものはあると思います。夢もその一つだと思います。てか、大学ってそういう非効率的なものも学べる人生で最後の場じゃね???

私は今回の男祭りでそのような問題意識を訴えたいと思います。男祭りという1円の利益にもならない非効率な企画の中で失われつつある「夢」の一面を取り戻したい。
確かに就職活動は必要だし、それに合わせた準備も必要です。しかし、そのためにやりたいことや人間性を捨てたりしてはならないと思うのです。
企業のために人間性を捨てた人間は人間ではなく、商品です。私はそのような商品化する学生に一石を投じたい。

2018年11月3日。お金や効率性では図れないステージがあります。ぜひ来てください。長文失礼いたしました。

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